農★blog - 2008/10/31のエントリ
みなさん、こんにちは。ひとには誰にでも、「ここに行くことが多い」という場所がありますよね。私は稚内に行くことが多々あります。
先日、私の知り合いに稚内で撮った写真をメールで送ってあげました。
看板に『最北端の線路 最南端から北へ伸びる線路は、ここが終点です』と書いてあるのが分かりますか?
私はメールの文章欄に「ここが日本の線路の終わりの土地なんだって。ここが最終地点」と書きました。
そうすると、返信されてきたメールには、「素敵な写真! でも、ここは線路が終わる街ではなく、線路がスタートする街なのですよ。日本の出発点です」と書かれてありました。
私はそのメールを見て、本当に感動しました。そうなんです! 私たち道産子は、日本の出発点に住んでいるのです。そこに鍬をおろして畑を耕したり、大草原で牛の世話をしているのです。日本の出発点で作られた農産品が、「北海道ブランド」として世界中で愛され、信頼されているのです。
折からの円高で、日本の輸出産業の中には、大きなダメージを受けているところもあります。
しかし、先人たちが築き上げてくれた「北海道ブランド」は、そのような時代の波に影響されない、堅固たるものがあります。これからも、私たちで日本が出発する土地から生まれた「北海道ブランド」を守り抜いていきたいものです。頑張ろう、北海道!!