農★blog - 2008/10のエントリ
みなさん、こんにちは。ひとには誰にでも、「ここに行くことが多い」という場所がありますよね。私は稚内に行くことが多々あります。
先日、私の知り合いに稚内で撮った写真をメールで送ってあげました。
看板に『最北端の線路 最南端から北へ伸びる線路は、ここが終点です』と書いてあるのが分かりますか?
私はメールの文章欄に「ここが日本の線路の終わりの土地なんだって。ここが最終地点」と書きました。
そうすると、返信されてきたメールには、「素敵な写真! でも、ここは線路が終わる街ではなく、線路がスタートする街なのですよ。日本の出発点です」と書かれてありました。
私はそのメールを見て、本当に感動しました。そうなんです! 私たち道産子は、日本の出発点に住んでいるのです。そこに鍬をおろして畑を耕したり、大草原で牛の世話をしているのです。日本の出発点で作られた農産品が、「北海道ブランド」として世界中で愛され、信頼されているのです。
折からの円高で、日本の輸出産業の中には、大きなダメージを受けているところもあります。
しかし、先人たちが築き上げてくれた「北海道ブランド」は、そのような時代の波に影響されない、堅固たるものがあります。これからも、私たちで日本が出発する土地から生まれた「北海道ブランド」を守り抜いていきたいものです。頑張ろう、北海道!!
みなさん、こんにちは。今朝、北海道の新聞やテレビ、ラジオで大きく取り上げられた地元ニュースは、「ファイターズ、クライマックスシリーズ惜しくも敗退」でした。
北海道日本ハムファイターズの皆さん、ファンの皆さん、北海道の皆さん、1年間本当にお疲れ様でした。昨年まで2年連続となっていた「小雪と紙吹雪の舞う中での優勝パレード」は見られなくなってしまいましたが、ファイターズの与えてくれた感動は今年も大きいものがありました。
数年前までは、「どこか一体感に欠ける」とも揶揄されがちだった北海道民がここまで盛り上がったのも、ファイターズの活躍と感動があったからでしょう。
シーズン中、稲葉ジャンプが札幌ドームに「震度3相当の揺れ」を呼び、東京から来た有名野球解説者たちに「応援で、ここまでなるものか? 信じられない」とうならせたほど。北海道でのファイターズ熱は、12球団で一番あついものがあったと思います。
2008年シーズン終了とともに、選手の退団など寂しいニュースも聞こえてくるようになります。引退後の「第二の人生」も、有意義なものであって欲しいと願わずにはいられません。
退団した方々が北海道でプレーしていたことを誇れるかは、これからも私たち北海道民が熱い応援を送り続けられるかどうかに懸かっています。
この姿勢は、北海道の農業にも共通点があります。道民が北海道の農業を応援しているからこそ、私たちは北海道の農産品を世界中で誇れるのです。
退団した方々には、「北海道でプレーしていました」と胸を張って言ってもらえるよう、道民が一丸となってファイターズを育てていきたいものです。
<2008年シーズンを終えた北海道日本ハムファイターズの選手たち>
写真は北海道新聞HPより引用
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/photonews/124870.html
写真と本文は、関係ありません。
みなさん、こんにちは。北海道民にとって大事な日がやってまいりました。
今日から北海道日本ハムファイターズは、埼玉西武ライオンズとのクライマックス・シリーズの第2ステージを戦うのです。「道民球団」とも称されるファイターズは、絶対に負けられない日々が続きます。
思えば、4年前の2004年。ファイターズが北海道に来たときに、ここまで盛り上がることを誰が予想したでしょうか?
それまで野球さえも知らなかった普通の女性たちが「大リーガー・新庄選手を見たいから、札幌ドームに行く。ファイターズを応援しに行く」と話しているのを聞いて、本当に驚いたものでした。なぜなら、それまでの北海道のプロ野球ファンといえば男性が圧倒的。そのせいか、札幌ドームが完成する前まで使用されていた「札幌円山球場」の外野スタンドには、女性専用トイレがなかったほどです。
この4年間、北海道民の応援方法も本当に多様化してきました。「札幌ドームに行って応援する」というスタンダードなものから、「農協や農家さんたちが活躍した選手への賞品として、地元の農産品を贈る」というユニークなものまで、本当にいろいろあります。
いずれの応援方法でも、共通している点があります。それは、「道民はファイターズが大好き」ということ、そして「ファイターズに自分自身の夢を託している」ということです。
日本シリーズ出場を目指して、がんばれ!ファイターズ! Go! Go! ファイターズ!!
<ファンと気さくに接するファイターズのマスコットB・B>
写真はファイターズ公式HPより引用
http://www.fighters.co.jp/expansion/entertainment/bb/gallery/2008/019.php
写真と本文は、関係ありません。
みなさん、こんにちは。私は今週、北海道の東、道東(どうとう)と呼ばれる地域に行ってきました。浜辺では、サケ釣りシーズンということで、多くの釣り竿が立っていました。
でも、釣れている人は、少なかったようで…。聞けば、今年はなぜか、サケがなかなか北海道沿岸に近づかないのだとか…。地元の漁協さんも、気をもんでいるようです。
海の異変は、それだけではないようです。地元の人からは、「ときどき、シイラという南方系の魚が漁船の網に引っかかるようになった」との声が上がっていました。
シイラって、こんな魚です。
インターネット・フリー百科事典「ウィキペディア」より引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:MahiMahi-bull.jpg
本文と写真は、関係ありません。
シイラといえば、ハワイで「マヒマヒ」と呼ばれ、高級料理とされている魚です。日本でも、高知県など限られた地域でしか水揚げされない南方系の魚なのですよ!!
そんな魚が、北海道の東のはずれ。もう千島列島が見えるような所で水揚げされているのだから、驚きです!!
たとえ迷ったにしても、シイラが生きたまま、冷たい海であるはずの道東沿岸までたどり着くのだから、本当に驚きですね。
海流の一時的な変化のせいなのか、温暖化のせいなのか…。いずれにしても、「クマがサケをくわえている」という光景がピッタリの北海道であり続けて欲しいものです。