農★blog - 2008/07のエントリ
みなさん、こんにちは。夏真っ盛りですね〜。どのような夏をお過ごしですか?
私は沼田町のホタルを見に行ってきました。この地図の「A」と書かれた部分が、沼田町です。
「NHK朝の連続テレビ小説『すずらん』のロケ地」と言えば、「あ〜、なるほど」と気がつく方も多いことでしょう。
沼田町は、ホタルが自生している地域です。地元の方々による、環境保全運動が実を結び、現在では毎年800匹のホタルがみなさんを迎えてくれます。
真っ暗な木々の間や湿地帯の上を優雅に舞う黄緑色の光は、本当に幻想的です!! まるで、クリスマスツリーやホワイト・イルミネーションのようです。
さらに驚くべきことは、沼田町のホタルは人間を怖がらないこと。私たちも目の前まで、ふわっと飛んできてくれます。
10歳くらいでしょうか? 見学に来ていた男の子がホタルに感動し、水をすくうように両手を差し出すと、なんとホタルは男の子の手に止まり、羽を休めたのです。絵本のような光景に、周囲にいた人々からは「あ〜」という感動のため息が漏れていました。
ホタルも、男の子の純粋な気持ちを分かっていたのかもしれませんね。
ホタルは、お盆前まで観賞することができます。みなさんも、マナーを守った上でご覧になってみてはいかがでしょうか?
詳しくは、沼田町HPまで。
http://www.town.numata.hokkaido.jp/hotaru_information/hotaru/index.htm
なお、写真は私が昨年撮影したものです。
1枚目は、草の根もとで羽を休めるホタルです。
そして2枚目は、ホタルのつがいです。
日本中の環境がもっと良くなって、どの湿原でもホタルを観察できるようにしたいですね。
みなさん、こんにちは。本日未明の地震で被害にあわれた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。そして、1日も早い復興をお祈りいたします。
北海道でも、各地で震度4の揺れを感じました。私は札幌市の隣町の江別市に住んでいるのですが、そこでも震度2を観測しました。
私の感じでは、ずいぶんと振れ幅の大きい横揺れだったと思います。一度、西側にグッと引っ張られたあと、東西方面にゆっくりと揺れていたのではないでしょうか? あくまでも、私の自宅で感じた揺れの感想ですが…。揺れ幅が大きい分、震度2ながらも驚いてしまいました。
ここ最近、北海道を含めた東日本はずいぶんと地震が多いように思えます。
家庭用品店などでも、地震対策用品が多数販売されるようになりました。耐震や免震を重視した住宅にも注目が集まりつつあります。
全日本地震防災推進協議会によると、地震発生時の心がけは、
◎わが身の安全を図る
◎揺れが収まったらすばやく火の始末
◎逃げ道の確保
◎火が出たら消火を
◎逃げる時は落下物に注意
◎津波から身を守る
などだそうです。
http://homepage3.nifty.com/purplecat/sinsai2.html
パニックにならず、冷静に行動したいものです。
地震は、人の命や財産までも、一瞬のうちに奪い去る可能性がある、大変恐ろしい災害です。過去の震災をしっかりと学んだ上で、最新の予防策を身につけるようにしましょう。
震度図は、気象庁HPより引用。
http://www.jma.go.jp/jp/quake/1/24003700391.html
皆さん、こんにちは。日増しに暑くなり、観光には絶好の季節となってきましたね。
私は日本の行政権などが及ぶ最北の地、宗谷岬に行ってきました。ちなみに、本当の日本最北の地は、北海道択捉島のカモイワッカ岬です。
しかし、諸外国との領土問題があるため、北海道観光客の間では宗谷岬が「日本最北の地」として大人気です。
私が行ったときは、雨にもかかわらず、大勢の観光客でにぎわっていましたよ。
「外国船が見えるかな〜」なんて声も聞こえてきました。
ここの海岸は、とてもきれいなことでも有名です。ゴミなどの漂着物がまったくないのです。きっと、地元の皆さんが、一生懸命に清掃作業をしているのでしょうね。
さらには、海水の透明度が高い!! だれもが思わず両手ですくうほど、濁りのない、清らかな海水なのです。
海底の魚や貝殻も、ハッキリと見えましたよ。
美しい最果ての海岸ですが、少し丘を登ると常に国際問題にさらされてきた、この岬の歴史を垣間見ることができます。
この写真が何か分かりますか? 決して「ハウルの動く城」ではありません。これは、「旧海軍望楼」という、帝政ロシア南下対策や第二次世界大戦で使われた、軍事要塞なのです。
その隣には、「平和の碑」や「戦没者慰霊碑」など、多くの鎮魂を祈るモニュメントがあります。
モニュメントには、こう書かれています。
――かつての敵は、今日、兄弟として出会い、両国の平和が尽きることのないよう、また、我々が今あたためている友情が決して再び壊れることのないよう、献身したい。――
私たちが経験している現在の平和は、自然に湧き出したものではありません。先人たちの苦労の上に成り立っているものなのです。このモニュメントの言葉を重く受け止め、決して忘れてはならないでしょう。
皆さん、こんにちは。北京オリンピック開催まで、残り1カ月となりました。いろんなことがありますが、8月8日の開会式を世界中の人々が笑顔で迎えてほしいものです。
北京オリンピックは、北海道にも大きく関係があるのですよ。じつは、日本代表選手の一部が北海道で合宿を行なっているのです。
私が今週、出張で滞在した士別市には、トライアスロンの代表選手が合宿していました。
選手たちは、こんな緑豊かな環境でトレーニングをしているのです。冷涼で梅雨のない気候。おいしい料理。そして夜は温泉に入れるのですから、選手たちも大満足でしょうね。
ホテルは私と一緒だったのですが、一般のお客さんと変わらない雰囲気に、意外な新鮮さを感じてしまいました。マナーも素晴らしく、ナショナルチームのユニフォームを着ていなければ、選手であることが分からないくらいです。
北海道で栄養のあるものをたくさん食べて、北京では持てる力を出し切ってほしいですね。
ちなみに、ロードトレーニング用の伴走車には、こんな言葉が書かれています。
ガンバレ!ニッポン!!