農★blog - アンケートで一番人気の季節は?
北海道もすっかり春。気温の上がり方も例年にない速さのようで、街のあちこちにもいろいろな花を見かけるようになりました。白を主体とした景色が、少しずつ彩りを増していくにつれて心の中も暖かくなっていく、春はそんな季節なのかも知れません。
先日、ネットで「あなたはどの季節が好きですか?」というアンケート結果に出会いました。回答者482人の中で、1番人気となったのが春、202人・41.9%でした。以下、2位が秋で151人・31.3%、3位が夏の106人・22.0%、4位の冬はわずかに23人・4.8%となっていました。統計学的にはやや微妙なサンプル数とも思われますが、確かに「そうだろうなぁ…」という感じは受けます。ちなみに、回答者100人未満の別の調査結果でも、春→秋→夏→冬、という順番は同じでした。
春を挙げる理由としては、「一斉に花が咲き競う」「暖かくなって気分も高揚してくる」「すごしやすい」「木々に新芽や花芽が付きます。植物の生命力の強さが実感できる」「始まりの季節である」「町中にNEWが溢れている」などが主なもの。ただ、「花粉症がひどくなるのがちょっと困る」というのが、いかにも今の社会を反映しているようで面白いところ。
もちろん農業にとっても、春は始まりの季節。道南方面のJAさんを訪問した途中、春作業に打ち込んでおられる光景に出会いました。それがこちら。木々の芽や葉、花が街を明るくしていくのと同じように、水田や畑、牧草地などにもさまざまな彩りがひろがり、「農」という自然との対話がこれからまた繰り広げられていくんですね。