食のパレット北海道 - 農大鑑（DB）

十勝平野の中央に存在する芽室町に、ＪＡめむろはあります。人口は、1万9,000人と少ないものの、スイートコーン、小麦、ばれいしょ、小豆など多くの特産品が、作付面積・収量ともに北海道トップ３にランクインするほど、農業が盛んです。耕種粗生産額も北海道第２位に輝き、「北海道の穀倉地帯」という異名を取っています。農家１戸あたり２０～４０ヘクタールという大規模経営を行なっているのも大きな特徴です。その広大な畑には、多くの有名食品会社が加工場を構え、全国各地に加工品を出荷しています。皆さんの毎日の食卓にも、知らぬ間に「芽室産のグルメ食材」が彩りを添えていることでしょう。

	小麦小麦は芽室町で最も作付面積の大きい作物で6,000haを超える作付けと36,000トンの収穫があります。作付け、収量ともに全道３位の実績があり、製粉用品種のホクシンを中心にパン用品種のキタノカオリなどが作付されています。




		JAめむろホームページ

	豆（小豆、大豆、手亡、金時）芽室町では、大豆と小豆を中心に手亡、金時なども作付されています。大豆の種類は、トヨハルカ、トヨホマレ、ユキシズカ、いわいくろなどです。小豆の種類は、エリモショウズ、きたのおとめ、きたろまんです。いずれも十勝の大地に適するよう品種改良が重ねられ、今日に至っています。
		通年



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	ばれいしょＪＡめむろでは、めむろメークイン、マチルダ、特別栽培とうや、男爵いも、ホッカイコガネ、トヨシロ、スノーデン、さやか、きたひめを栽培しています。めむろメークインは、煮くずれしにくいのが特徴です。また、ゆで上がりが早く切り口は黄色です。調理法としては、シチューや肉じゃがなどの煮込み料理、カレーライスに最適です。




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	めむろごぼう軟らかい土が下層まで堆積した理想的な土地で育った「めむろごぼう」は、柔らかく豊かな風味を誇ります。ごぼうのセルロースやリグニンなどの食物繊維含有量は、根菜類のなかでも突出しており、発ガン性物質やコレステロールの排出を促します。また、リグニンはガン細胞の発生を予防することもわかっており、日本人の健康を守ってきた貴重な食文化といえます。
		9月～1月

		10kg

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	だいこんだいこんの消化酵素のひとつであるオキシターゼには、焼き魚のコゲにある発ガン性物質を分解するはたらきがあります。焼き魚にだいこんおろしを添えるのは、美味しいだけでなく、科学的にも理にかなっています。
		７月～１０月

		10kg

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	ながいも（十勝川西長いも）ながいもにはでんぷんを分解し、消化を促進する酵素ジアスターゼやアミラーゼがたっぷり含まれています。だから、ながいも自体はもちろん、一緒に食べたものも無駄なく消化吸収することができます。消化酵素を生かすためには「生」で食べるのが一番のおすすめです。
		通年

		5kg・10kg

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	えだまめ・さやいんげんえだまめには、良質のたんぱく質とアルコールの代謝を促進させ、肝臓の働きを向上させるビタミンB群が豊富に含まれているため、二日酔い予防にもなるのです。さやいんげんは、疲労回復や高血圧予防に効果の高いアスパラギン酸を豊富に含んでいます。また、さやの亜鉛は糖尿病に、豆のリジンは血管を丈夫にする効果があります。
		通年

		300g

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	スイートコーンスイートコーンは、作付面積800ha、収穫量12,000トンで、ともに全国１位です。町内にある加工工場で缶詰やスープ原料として加工されるほか、全国の市場にも生食用として出荷されています。甘くて食べやすいことから、子供たちに人気があります。
		8月中旬～9月上旬

		5kg・10kg

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	かぼちゃ栗系のホクホクした品種は、カボチャのクリームスープに調理するのがお勧めです。煮込むときは、ゆっくりと静かに煮込み、アクは丁寧に取り除きましょう。
		８月～１０月

		10kg

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	めむろメークイン十勝平野の肥沃な大地で、内陸性気候がもたらす日本有数の晴天率と、大きな寒暖差の恵まれた環境の中で育った「めむろメークイン」切り口は黄色く、茹で上がりは早く煮くずれしにくいのが特徴で、シチューや肉じゃがなどの煮込み料理、カレーライスなどに最適です。
		９月～３月

		10kg

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