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新年のご挨拶 (2021-1-1 0:05:00)
組合員並びに当JAをご利用の皆様方には、ご健勝にて輝かしい新年を迎えられたものと心よりお慶び申し上げます。平素より当JAに対しましてご理解とご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。
昨年は年度当初から新型コロナウィルスが世界的に蔓延するなか、農業を営む者においても外国人技能実習生の入国が叶わず、作付け体系を見直しするなどの影響がありました。
その様な中、当地区での農業は、春先の高温により発芽が早まり、桜桃やりんごの開花期には好天に恵まれ順調に生育したものの、降雨による影響で桜桃が減収のほか、新型コロナウィルスによりインバウンド需要の減少もあってか、取引先の各ワインメーカーにおいて、加工用ぶどうの受入を制限する等、影響はありましたが、果実総体で見れば収量・品質ともに良好な一年となりました。施設野菜では、ミニトマトが8月下旬から9月上旬の高温により、品質の低下が見られたものの、前年同様の取り扱い実績となりました。
余市町では小樽・余市間の高速道路が開通し、2年が経過致しましたが、新型コロナウィルスの影響により観光客も大きく減少となりました。近年国産ワインの需要拡大の動きもあり、コロナ終息後の地域活性化が期待されるところです。
一方、深刻な少子高齢化により、農作業労働力を含めた担い手確保も難しい環境であり、農業者は安定的な経営基盤づくりに非常に苦慮している状況にあります。この様な中、私たちJAは意識改革を進め、組合員、利用者の皆さまに負託に応えるべく努力して参ります。
当地区は恵まれて気候風土のもと、バラエティ豊かな果実や野菜が生産されており、道内でも特色ある産地であります。本年も安全・安心な「食」を皆様にお届けして参りますので、宜しくお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆様にとりまして健康で喜びの多い年となりますよう、心よりお祈り申し上げ、令和3年、年頭のご挨拶と致します。
令和3年年頭
余市町農業協同組合
代表理事組合長 有田 均
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