組合員並びに当ＪＡをご利用の皆様方には、ご健勝にて輝かしい平成３１年の新年を迎えられたものと心よりお慶び申し上げます。 平素より当ＪＡに対しましてご理解とご協力を賜りまして心より厚くお礼申し上げます。 昨年の当地区の農業におきましては、低温、日照不足などの天候不順により果樹、野菜等全般的に収穫量は減少となりましたが、ミニトマトを中心とした施設野菜については単価高で推移し、青果総体の取扱高としては前年をやや下回る結果となりました。ここ数年、全国的に災害が多発傾向の中、昨年９月には北海道胆振東部地震が発生し、甚大な被害が発生しております。被災者の皆様には一日も早い復興をお祈り申し上げます。  余市町では昨年１２月に待望の小樽・余市間の高速道路が開通し、物流や観光面での効果や、ワインツーリズムをはじめ、ワイン産地化の動きとあわせて更なる活性化が期待されております。  一方、国際貿易交渉の動向などの先行き不安、作業労働力を含めた担い手確保の難しさ等、農業生産者は安定的な農業経営基盤づくりに非常に苦労をしている状況にあります。このような中、私たちＪＡは意識改革を進め、組合員、利用者の皆様の負託に応えるべく努力して参ります。  当地区は恵まれた気候風土のもと、バラエティ豊かな果実や野菜が生産される、道内でも特徴ある産地であります。今後も安全・安心な「食」を皆様にお届けして参りますので、ご理解とご協力をお願い申し上げます。 本年が皆様にとりまして、ご健康でご多幸、飛躍の年となります様、お祈り申し上げ、新年にあたってのご挨拶と致します。  平成３１年　年頭　 余市町農業協同組合　代表理事組合長　新藤　修