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新年のご挨拶 (2016-1-1 8:43:43)
新年あけましておめでとうございます。
新たなる年が健康で明るく、活力に満ちた年になりますよう、組合員と役職員一同心よりご祈念申し上げます。また日頃より農協事業へ特段なるご理解とご協力を頂き、改めて感謝と御礼を申し上げます。
昨年は大変憂慮されていたTPP交渉が10月に米国アトランタで開催された閣僚会合で大筋合意されました。農林水産物では8割、そして米等重要5品目では3割の品目で関税撤廃をする等、農業をはじめとする一次産業を犠牲にする到底納得できない内容となっております。国民の食料確保の観点でも国内生産の食料自給率が一層低下することが必至であり誠に残念な結果になってしまいました。今後、政府に対し合意内容の詳細と国会決議との整合性について説明を求めていくと共に、生産者が将来に渡り営農継続できるよう農業対策強化を図るよう強く求めて参ります。
一方、改正農協法が参議院本会議で可決、成立し、今年4月より施行されることとなりました。JAの事業目的では非営利規定を廃止し、「農業所得の増大」を新たに明記されるなど、理事構成や中央会組織も見直しがされております。今後もJAは組合員の「営農と生活」を守ることを念頭に「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」の自己改革に取り組んで参ります。
さて、昨年の農業を顧みますと、全般的に農耕に適した五風十雨の天候に恵まれ、各農産物共これまでにない豊作となり、特に秋小麦の「ゆめちから」については、これまでで最高の収穫量を確保することができました、また、水稲についても南空知の作況指数が106となり、5年連続の豊穣の秋を迎えることができました。
また、組合員と地域住民の皆様に日頃の感謝を込めて、第1回の農業まつりを開催させて頂きました。当日は大勢の方々に来場を頂き盛大の中開催することができました事、感謝と御礼を申し上げます。
最後になりますが、本年も事故なく1年間ご健康で過ごされ、そして、豊穣の秋を迎えられますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶と致します。