３月３１日と４月１日に水稲種子の温湯消毒が行われました。

皆さんは温湯消毒ってご存知ですか？

そもそも、水稲種子は「ばか苗病」や「いもち病」、「苗立枯細菌病」といった病気の発生を予防し、また発芽率を上げるためにポットやマットに種を播く前に消毒をするものなのですが、温湯消毒は文字通りお湯を使って消毒するので農薬を使わずに済みます。
さらに農薬を使用した場合に発生する廃液の処理が必要ないので水稲種子にも環境にもやさしい方法なのです。


ネットに入れた種籾を容器の中で６０℃のお湯に１０分浸した後に取り出します。


ネットに入った種籾をすぐに冷水で冷却します。

因みに１枚目の写真は３月３１日に由仁で行われた模様で、２枚目の写真が４月１日の栗山の写真です。お米の生産者の皆さんは農薬を減らそうと他にも様々な試みを行っています。

早い人では４月中旬から種まきを始めるそうなので、その模様もいち早くお伝えする予定です。