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洋梨の剪定講習が開催されました (2010-3-16 15:24:21)
3月2日に梨の剪定講習会が開かれました。
今回の講習会も後志支庁が主催となり、プルーンの講習会同様
講師を招いて開かれました。
今回講師として来ていただいたのが、山形県の生産者の宮下さんに
きて頂いての講習となりました。
山形というと「ラ・フランス」が有名で、北海道よいち町では
ほとんど見ること無い品種です。
いつもと勝手が違って苦慮されていたように思いますが、やはり
洋梨を専門に栽培されている生産者だけあって、とても手際よく
剪定されていました。
宮下さん自信も地元では色んな品種を作られており、地元の講習会
でもこのような栽培管理の講習会を開いて指導されているようです。
生産者も40名ほど集まり剪定講習会が開かれ、オーロラやレクラーク
といった洋梨の剪定指導をしていただきました。
剪定に関する説明をして頂きながら、質問を受けて答えるといった
形で進み、真剣に聞いておられました。
午後から、JAよいちの会議室で山形の洋梨の状況や取り組み方、
午前中聞けなかった剪定についてと質疑応答形式で行い、中身の濃い
講習会となりました。
洋梨の場合は、他の果物と違って収穫してすぐに食べられるわけでなく
『追熟』という手間がかかります。
買ってから1週間から10日ほど、追熟させて食べるのが洋梨で
個人的な意見ですが、とても甘くて美味しい果物なのですが、追熟が
うまくいかないと味にバラつきが出てしまう果物なので、そのあたりが
中々浸透しない理由の一つなのではないでしょうか?
生産者の皆さんもこの講習会を参考にして、秋には美味しい洋梨を
作ってもらえると思います。
もっと多くの皆さんに北海道よいち産の洋梨を食べてもらって、この美味しさ
を分かってもらいたいと思います。
山形から来ていただいた宮下さん、講習を受けられた生産者の皆さん、
各関係機関の方々、大変お疲れ様でした。
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