平成22年年頭のご挨拶申し上げます。 組合員の皆様、新年明けましておめでとうございます。 皆様と共に輝かしい新年を迎え、心よりお喜びとお祝いを 申し上げます。    旧年中は、皆様から特段のご支援ご協力を賜 り、ＪＡよいち事業推進に邁進する事ができま した事にあらためて厚くお礼申し上げます。 　さて、昨年は雪解けも早く、順調な滑り出し と思えた年で ありましたが、中盤以降、曇天・日照不足・低 温・多雨と野菜の生育に大きな影響を及ぼし、 出荷がずれ込む事となりましたが夏場の価格は安定した推移となりました。 　一方、果実は不順な天候により収穫間近になり、りんごや梨を 中心に黒点病が多発し、大きな品質低下を招き、加えて景気低迷に より消費者の購買力が低下し、価格も極端に低迷する結果と なりました。   　また、一昨年から高騰していた肥料、燃油関連資材も、昨年から 一定の落ち着きを見せてはいますが、以前として価格は高止まりした 状態となっております。 　そして、昨年は、8月に総選挙において政権が交代し、農政を はじめ政治そのものが大きな混迷の様相を呈しておりますが、農業経営 において実を結ぶような政策を期待したいと存じます。 　ただ、今は先行き不透明な不安に対し、個人ではなく、生産者 一人一人が組織に結集し、ひたすら生産性の向上を目指し耐えて 行かなければならない時代と存じます。 　ＪＡと致しましては、抱える課題も山積しておりますが、農家組合員 皆様から信頼され、営農と生活を守り、付託にお応えするために 役職員一体となり、事業推進に取り組む所存でおりますので、今後とも 特段のご理解とご協力を賜ります様、よろしくお願い申し上げます。 　結びに、新しい年が皆様にとりまして健康で喜びの多い年となります よう、心よりお祈り申し上げ、平成22年　年頭のご挨拶と致します。 　　　　　　　　　　　　　余市町農業協同組合 　　　　　　　　　　　　　　　代表理事組合長　　　三　宅　　武